靴がすっぽ抜けそうになるのは、どうして?

目次

症例から学ぶ、緩い靴の見分け方

今担当している患者様の中に、つま先を上げる筋力が少し弱い方がおられまして…

ある日、靴のかかとを踏み潰したまま歩いていて、靴が脱げるほどではないのですが

『足がプランプランして歩きにくい』
『歩いていると靴が動くような感じがする』

とのこと。


足を前に振り出す時には、振り子のような動きが入るので、靴が緩いと、脱げそうな感じがするのです。

その靴は、甲を覆う部分がニットのような柔らかい素材で、靴底はゴムで重たくなっているので、余計に遠心力が働きやすくなっていました。

そりゃあ、脱げそうになりますよ。

もう少し筋力が弱かったら、完全にすっぽ抜けていたかもしれません。


このような靴は、足の筋力低下が無い健常者の方にも、影響を与えます。

スリッパを履いて歩く場合を想像していただければ、分かりやすいのですが…

ブカブカな靴が脱げないように歩こうと思ったら、つま先で靴を引っ掛けておかないといけないので、足を上に反らす方向に余分な力がかかります。

また、踵を上げてつま先で地面を蹴ることもできないため、膝や足首をほとんど動かさず、足の裏で地面を擦るような、不自然な歩き方になります。


今回は、あからさまに靴が合っていない事例でしたが、皆さんが普段履いていらっしゃる靴は、いかがでしょうか?

歩くときに違和感を覚える靴には、要注意です!

ぜひ一度、チェックしてみてくださいね!


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